ここにいるのはすべて家族で、両親2頭を含む総勢13頭のヨーロッパオオカミです。但し、そのうちの1頭が群れから離して隔離されている為、見られるのは12頭です。
それにしても、すごい数。
おまけに、顔も体の色も似ている為に、個体識別が出来ません。
東山にいるシンリンオオカミなら、黒やグレーなど毛色が違う個体がいるので分かりやすいのですが、ヨーロッパオオカミはかなり困難。
多摩によくいらっしゃる方に教えて頂いて、この子は分かりました。
父親のロボです。換毛が遅れていてボサボサなので確かに分かりやすいです。
隔離されていて見えない所にいるロンの吠える声に反応して始まった遠吠え。
写真には全員入っていませんが、一斉に鳴くとすごい音量です。
ヨーロッパオオカミはシンリンオオカミに比べてひと回り小さく、おまけに夏毛でほっそりしているので、個人的な感想としては、ほとんど犬にしか見えませんでした。
隣で行なわれていた虎のイベントのついでに、オオカミ達にもおやつ(犬用のガム)が与えられました。が、普段はこのようなものを貰わないそうで、飼育員さんがおやつを投げるとオオカミたちは警戒して散っていきました。
最初に父親のロボが興味を示し、母親のモロも食べ出すと、子供達も食べるようになりました。
やはり、親の行動を見て判断をしているのですね。
狼舎にあった七夕の短冊にはこんな願い事が。
確かにこの頭数で今の獣舎では狭すぎます。
お母さんの願いが叶って、もうすぐ新しい獣舎に引っ越しをするそうです。
ユキヒョウの親子もいます。
岩に上ったり跳んだりして遊んでいました。
チーターと対照的な、太い尻尾と短い手足。プロポーションは正反対ですがどちらも愛らしいネコ科動物です。
と思ったら、こんな威嚇?の表情も(前の写真の子とは違う子ですが)。
他にも、この日初めて会った動物達が沢山いました。
それぞれ皆魅力的で、書きたい事が一杯あるのですが、きりがないのでこの辺で…。