2013年07月31日

7月の狼舎

暑い毎日が続きますね。
動物達にとってもこの暑さはたまらないと思います。

7月10日、この日も暑い日でした。
仕事の都合で午前中だけの滞在でしたが、旧狼舎に行ってみると…なんと!

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ジャネットとアオイさんが同居しているではありませんか!
今までは左右の部屋に分けて、交代で運動場に出していたので、びっくりしました。

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同じスペースに居ると言っても、しばらくは少し離れた所で思い思いに行動していましたが、ついに!

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右側から歩いてきたアオイさんと、左側から来たジャネットが遭遇。
お互い目を見開き、ガン見。
しばらくこのまま動かず…
すごい緊張感が伝わって来ました。

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尻尾を水平にしたアオイさんが寄っていき…

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そのまますれ違うか?と思ったら、このままの姿勢で動かず。
見ている方はハラハラドキドキ…
異様な雰囲気でした。

しばらくして、お互い匂いを嗅ぐような仕草をして、左右に分かれていきました。

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再び離れた位置に移動して、ジャネットは池に入って泳いだりしていました。
その後二頭がどうなったかは、午前中2時間程しか居られなかったので分かりませんが…
どうやら、この日が同居初日だったようです。

これから大丈夫だろうか?と一抹の不安を感じながら東山を後にしました。


それから10日後の7月20日。

ジャネットとアオイさん、再び分けての展示に戻っていました。
この日はアオイさんが広い方に居ました。

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前回のような緊張感はなく、のびのびと過ごしている様子で、何だかホッとしました。
園が、二頭の同居は時期尚早だと判断したのでしょうか。
直接担当の方にお訊きしていないので分かりませんが…

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狼は群れで暮らす動物ですが、家族でも同じスペースで暮らすのはうまくいかない場合があるので、血の繋がらない狼同士の同居はもっと難しく、最悪の場合、闘争で命を落とす危険性もあります。
前回の緊張した様子を見た感じでは、これでいいような気がしました。
一頭で寂しそうだから一緒にしたらとか、そんな単純な問題ではないので、その個体にとって一番ストレスのないやり方で飼育してほしいと願います。

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草の中にいるアオイさん。

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そして、こちらは新獣舎にいるジャック父さん。
ジャネット達のいる旧獣舎は木が沢山あって、日陰も多くて過ごしやすいですが、殆ど日陰のないこちらの獣舎はとにかく暑い。
笑っているように見えますが、あまりの暑さに舌を出してハアハアしているところです。

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ティトも暑そう。

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一方、ソニアさんは前足を交差させたお得意のポーズで涼しい顔。

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お隣のスペースにいる息子達の一頭、マイケル。
ワル顔に見えますが、ただ暑くてゼーゼーしているだけ。

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そして、収容間近になると、扉をガンガン叩いて催促するゲンキとヒカルとマイケル。
この時だけは元気になる狼達でした。
posted by MIKA at 21:07| Comment(0) | 日記

2013年07月12日

円山のオオカミ達

さて、遅くなってしまいましたが、アースデイの時の円山の狼たちの様子を。
6月22日土曜日、少し雨模様の天気でしたが、涼しくて過ごしやすい日でした。
店番の合間にちょこちょこ狼たちの様子を見に行きました。

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ガラスの前で、ジェイを中心に団子になってガウガウやっていました。
何をしていたのかは不明。

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ショウ、お久しぶり!
この顔立ち、キナコに似てるなあ…

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泳がないのか、泳げないのか、ジェイは水に入るも、すぐに出て来てしまいます。

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ショウも、足を踏み入れはするものの、

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水を飲んだだけで、すぐに出てしまいました。

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個人的に好みのタイプのユウキ。きれいな横顔…
性格も、ちょっと他の子達とは違うような感じがします。

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冬毛が抜けかけでボサボサしていますが、座る姿も凛々しいね。

あと、ルークは…ゴメン、写真殆ど撮っていないです。
右目の病気がどうなのか気がかりですが、この日見ていた感じでは、本狼は特に目を気にしている様子はありませんでした。
このまま悪化しないでいてくれることを祈ります。

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次の日(日曜日)は朝からいいお天気。
気温も上がり、狼たちも暑そうにしていたところに、飼育員さんから水のサービスがありました。
ホースで霧のような水が撒かれると、ルークやショウは逃げていきますが、水の好きなユウキだけは向かっていきます。

0623水にじゃれるユウキ2.jpg

動く水が生き物に見えるのか、水にじゃれてびっしょりになっていました。
同じ兄弟でも全く反応が違うのは面白いですね。
やっぱりこの子は変わっているのか?
posted by MIKA at 13:54| Comment(1) | 日記

2013年07月04日

初夏の北海道/小樽

またまた、ひと月以上更新できませんでした。
その間、書きたい話題は一杯あったんですが、まとめる時間がなく残念…

6月の終わりに、北海道へ行って参りました。
目的は、円山動物園で行なわれた、「アースデイ」イベントのお手伝い。
イベントに関しては別ブログ(Wolves&Me)http://wolvesandme.sblo.jp/article/70309263.htmlの方でアップしていますので、そちらでご覧下さい。

イベントは22.23日の土日だったので、前日の金曜日に札幌へ飛びました。

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今回は初めてのジェットスターでのフライト。
割と涼しい日でしたが、現地に着いたら涼しいのを通り越して肌寒い。
やっぱり気候が違いますね。

折角、前日に札幌入りしたのだから旭山動物園に行きたかったけれど、時間の関係で諦め、小樽に行くことにしました。
小樽はガラス工芸のお店が多いので、グラスリッツェンの材料になりそうなものがあるといいな、という期待を込めて。

小樽に着いたら、やはり寒い。
気温は16℃でした。長袖一枚だと肌寒い、愛知県だと4月頃の気候ですね。

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旧手宮線の線路跡。今は廃線になっていますが、北海道で初めての鉄道だそうです。
ノスタルジーを感じますね。

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以前ここに来たのは真冬で、あの時は雪で道も真っ白、つららがビッシリでしたが、さすがに初夏の景色は違います。
いつ来ても絵になるところですね。

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在りし日の繁栄を伝える倉庫は、ギャラリーや喫茶になっています。

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ぶらぶら歩いていたら、突如現れたオオカミ(の剥製)!
どうやら、アイヌ民芸品のお店のようです。

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なかなかいいお顔です。

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小樽と言えば北一ガラス、何号館だったか忘れましたが、レトロな建物を利用したガラスとカフェなどがある店内通路。
商品を運ぶのに使ったレールが残っています。

この後、アウトレットなども覗いてみましたが、特に素材になりそうなものは見つからず、散策しただけで札幌に戻りました。
駅のコインロッカーに入れておいた重いスーツケースを引きずりながら、琴似のホテルにチェックイン。
明日からのイベントに備えます。
posted by MIKA at 01:22| Comment(0) | 日記