冬になると、雪の中のオオカミが見たくてたまらなくなり、本当は真冬に行きたかったのですが、仕事の関係で3月にずれ込んでしまいました。
3月17日、中部空港から旭川へ向かう機内から、遠目ではあったけど富士山がきれいに見えました。
旭川に着き、タクシーで旭山に。
3月後半とは言え、辺りは真っ白。内陸部の旭川だからまだまだ冬だろうという予想に反して、何だか暖かい。と言っても気温はプラス3℃ほどで、本州の感覚で言えば充分寒いはずですが、すごく暖かく感じました。お天気が良かったせいもありますが、北の大地も春に向かっているようです。
さて、約1年ぶりに会う旭山のオオカミ一家。
冬毛もふもふのヌプリはやっぱりカッコイイ。
どの角度から見てもイケ狼♡
固まって寝る黒黒トリオ。手前のケン以外はレラかノンノか区別がつきません。
ケン父さんは、首の周りの毛が妙にフサフサしていてライオンのよう?で、何だか精悍な感じ。やはりオオカミは首が太い方がカッコ良いと、個人的には思います。
カントとノンノの姉妹もすっかり大人の体型になりました。
真っ白できれいなカント。昨年亡くなったチュプにそっくり。
(写真傾きご容赦)全員ではないけど、狼一家。
北海道産の動物を集めたコーナーに居たワシミミズク。何かに反応して「ホーホー」と鳴いていました。フクロウやミミズクの鳴き声を生で聴いたのは初めてで、ホントにホーホーって鳴くんだ!と納得。
来園者に「イケメンや!」と褒められていたオオワシ。確かにイケメン。
北海道産だから当然キタキツネもいました。思ったよりスリムでした。
しかし、未だにキタキツネを見ると「ルールル…」と呼びかける人がいるのね。

本日のランチは、3品のメニューが選べるセット。北海道らしくスープカレー・ホタテをサーモンで巻いたもの・ビーフシチューをチョイス。暑いので生ビールがうまい!
お昼ごはんを済ませて戻ってきたら、オオカミ達に骨付き肉のおやつが与えられていました。
ケン父さんはお尻を持ち上げ、前足に体重をかけてかぶり付きます。
昨年来た時にはまだ隔離されていて会えなかったレラも元気にかじかじ。
前足で挟んでお行儀よく食べるカント。食べ方にも個性がありますね。
全員等しく肉を貰ったはずなのに、自分のを食べ終わると母マースに吐き戻しをねだる娘達。
そして、こちらも会えるのを楽しみにしていた動物。
前に居た子が亡くなった後、新たに入ってきたホッキョクギツネのペア。
可愛いけれど、何か違う。冬毛なのに真っ白じゃないぞ??
以前会った子は目と鼻以外は真っ白だったのに、亜種なんでしょうか。
♀の子の方が黒っぽい毛色でした。
ふぉっさりした尻尾は確かにキツネですが、全体の雰囲気はタヌキっぽく見えました。

さて、閉園時間になり、途中で合流したUさんと一緒に札幌に向かい、夜はMさんの家で鹿肉+馬肉の「馬鹿パーティー」!Mさんの知り合いのハンターの方が仕留めたエゾシカ肉をふんだんに使ったメニューの数々に馬刺(馬肉の刺身)。これは普通のツアーでは決して味わえない至福の一時です。ごちそうさまでした〜。