前日7日(日)に大阪でイベントがあり、折角ここまで来たのだからもう少し足を延ばして広島に行ってみよう!と。自宅から頑張れば日帰り出来る距離ではありますが、なかなか機会がないので…
大阪から広島まで新幹線で行き、広島駅から安佐動物園まではバスで1時間弱。山の中腹の、静かな環境にありました。
まずはアフリカゾーンにいたクロサイ。東山でもおなじみです。角を突き合わせていました。
ここでは多くの動物が複数で飼育されていました。
お隣には水牛が!このコは子供です。
お母さんと比べるとこれくらいの大きさ。水牛はあまりちゃんと見たことがないので魅入ってしまいました。こんなに立派な角があるのに雌なんですね。
お父さんはさすがに立派!体も大きいし角も太くて迫力があります。
その隣にいたミーアキャット達は寒いからか団子になっていました。
そして、ここで見たかった動物の一番手、チーター。
チーターを多摩以外で見るのは初めてでした。夏の動物のイメージがあるので、冬は大丈夫だろうか?という素朴な疑問が沸きましたが、特に寒そうにしている様子はありませんでした。
しばらくチーターを見てからさらに上に向かって歩いたら、こんなコが。
シカ科のキョンです。これも東山では見られない動物のひとつ。柴犬くらいの小さなシカの仲間ですが、立派な角や牙もあります。可愛いけれど、ちょっと不思議な感じ。
その横には…何だこのコは!?
ブラックバックと言うウシ科の動物。ツートンのカラーリングとネジネジ角が何ともお洒落。
ただし、この色になるのは群れで一番強く、繁殖力のある雄だけだそうです。
わらわらと出てきたブラックバックの群れ。角があるのが雄、ないのが雌ですが、若い雄は雌と同じ茶色をしています。黒い大きい雄はひと際目立ちますね。
可愛いレッサーパンダ。カメラ目線いただきました。
あまりにも笹を美味しそうに食べるので、見ているこちらも楽しくなりました。
最後に立ち寄ったのはアフリカゾウのいるエリア。
アフリカゾウとひと口に言っても、細かく分けるとサバンナゾウとマルミミゾウに分類され、遺伝子的にも違う種類だそうです。
サバンナゾウのタカ(雄)とアイ(雌)。アジアゾウを見慣れているとものすごく大きく感じます。
こちらがマルミミゾウのメイ(雌)。マルミミゾウが見られるのは日本ではここ安佐とあともう1園しかないそうで、貴重な存在です。サバンナゾウよりも小柄で耳が丸いのが特徴。
と、他にも沢山の動物に会えましたが、キリがないので、地元の東山で見られない、自分にとっては珍しい動物を中心に紹介しました。
訪れたのが12月だったので寒くて、おまけに平日なので静かでしたが、安佐は全体にゆったりとした環境で動物が飼育されていて、とても良かったです。