2015年10月14日

フランス・スイス訪問記/その1

10月3日(土)朝、中部国際空港からフランクフルトに向けて出発。1週間の旅の始まりです。今回は、ルフトハンザドイツ航空利用で名古屋(中部空港)からフランクフルトを経由してパリに向かいます。

1003空港.JPG

フランクフルト空港に到着後、パリ行きの便に乗り換え…なんですが、TransitとかConnectionなどの乗り継ぎゲートの表示が見当たらない。え?どうなってるの?
ヨーロッパでは現在「シェンゲン協定」によって、EUに属する国の間ではパスポートや入国審査なしで行き来できるようになっていて、外国から来た場合は目的地がどこであれ、EUに属する最初に降りた国で入国することになるのです。よって、最終目的地がフランスであっても、ドイツで入国審査を通ることになるので、乗り継ぎする場合も一旦入国審査場を通ってから乗り継ぎゲートに移動することになる、というのが分かったのはそこを通ってからのことでした。
この辺は、自分がよく理解していなかったのがいけないのですが、中部空港でチケットを渡された時に「最初に降りたドイツで入国します」という説明だけで、入国審査を通ってから乗り継ぎだよ、ということまでは聞いていなかったので戸惑いました。よくよく考えれば当然のことですが…
また、乗り継ぎ便まで4時間以上あったこともあり、ゾーン(A〜Z)は分かっていてもゲート番号がなかなか出ずに、本当にここでよいのだろうかと不安になりました(防犯上、出発ゲートは出発1時間くらい前にならないと表示されないのが常)。フランクフルト空港は広いので、もしゾーンが違っていたらだだっ広い空港の中を延々と移動しなければならないし…(後で聞いた話ではゾーンまで変わることはないそうですが)。
ひとまずチケットに書いてあるAゾーンに向かいました。しかし、そこに通じるセキュリティチェックを通る時に、何が原因か止められ、パスポートを見せろと言われました。
怖そうな係員が空港警察?みたいな人を呼んで、パスポートに押してあるラトビア(バルト3国のひとつ)のスタンプを見て2人でなんだかんだ言っている。「ラトビアへ行ったのか?」みたいなことを聞かれたけど、それはもう7年位前だし、今日は名古屋から来てパリに行くんだと片言の英語で説明したら、何とか通してもらえました。…結局何だったんだろう??一人旅だと目を付けられるのかな?
兎に角、時差で眠くなりながらひたすら待って、出発50分くらいになってようやくゲートが判明して、パリ行きの便に搭乗。1時間半ほどの短いフライトであっという間にシャルル・ド・ゴール空港に到着。

1003夜景.JPG

「翼よ、あれがパリの灯だ」

夜景が綺麗でした(ブレていますが)。
中部空港で預けた荷物も無事に出てきて、出口に。
現地のドライバーさんが私の名前を書いたボードを持って出口で出迎えて下さり、無事に合流(送迎付きのプランでした)、予約してあるホテルに向かいます。この日の客は私一人だけでした。
旅行会社に委託されているとはいえ、ドライバー一人に客一人。ちゃんとホテルまで連れて行ってくれるのか不安で、空港を出てから間違いなくパリ市内に向かっているだろうかと道路標識ばかり見ていました。
夜だったので道も空いていて、早めに到着しました。無事にホテルに着いたのが嬉しくて、言葉は通じないけど荷物も運んでくれたし、キビキビしていて感じのいいドラーバーさんだったので、感謝の気持ちもこめてチップを渡しました。
ようやく自分の部屋に入ったら、安心感から疲れがどっと来て、すぐに眠りにつきました。いやはや、ハラハラドキドキの長い長い一日でした…。
posted by MIKA at 16:43| Comment(0) | 日記
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