2013年07月12日

円山のオオカミ達

さて、遅くなってしまいましたが、アースデイの時の円山の狼たちの様子を。
6月22日土曜日、少し雨模様の天気でしたが、涼しくて過ごしやすい日でした。
店番の合間にちょこちょこ狼たちの様子を見に行きました。

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ガラスの前で、ジェイを中心に団子になってガウガウやっていました。
何をしていたのかは不明。

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ショウ、お久しぶり!
この顔立ち、キナコに似てるなあ…

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泳がないのか、泳げないのか、ジェイは水に入るも、すぐに出て来てしまいます。

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ショウも、足を踏み入れはするものの、

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水を飲んだだけで、すぐに出てしまいました。

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個人的に好みのタイプのユウキ。きれいな横顔…
性格も、ちょっと他の子達とは違うような感じがします。

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冬毛が抜けかけでボサボサしていますが、座る姿も凛々しいね。

あと、ルークは…ゴメン、写真殆ど撮っていないです。
右目の病気がどうなのか気がかりですが、この日見ていた感じでは、本狼は特に目を気にしている様子はありませんでした。
このまま悪化しないでいてくれることを祈ります。

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次の日(日曜日)は朝からいいお天気。
気温も上がり、狼たちも暑そうにしていたところに、飼育員さんから水のサービスがありました。
ホースで霧のような水が撒かれると、ルークやショウは逃げていきますが、水の好きなユウキだけは向かっていきます。

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動く水が生き物に見えるのか、水にじゃれてびっしょりになっていました。
同じ兄弟でも全く反応が違うのは面白いですね。
やっぱりこの子は変わっているのか?
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2013年07月04日

初夏の北海道/小樽

またまた、ひと月以上更新できませんでした。
その間、書きたい話題は一杯あったんですが、まとめる時間がなく残念…

6月の終わりに、北海道へ行って参りました。
目的は、円山動物園で行なわれた、「アースデイ」イベントのお手伝い。
イベントに関しては別ブログ(Wolves&Me)http://wolvesandme.sblo.jp/article/70309263.htmlの方でアップしていますので、そちらでご覧下さい。

イベントは22.23日の土日だったので、前日の金曜日に札幌へ飛びました。

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今回は初めてのジェットスターでのフライト。
割と涼しい日でしたが、現地に着いたら涼しいのを通り越して肌寒い。
やっぱり気候が違いますね。

折角、前日に札幌入りしたのだから旭山動物園に行きたかったけれど、時間の関係で諦め、小樽に行くことにしました。
小樽はガラス工芸のお店が多いので、グラスリッツェンの材料になりそうなものがあるといいな、という期待を込めて。

小樽に着いたら、やはり寒い。
気温は16℃でした。長袖一枚だと肌寒い、愛知県だと4月頃の気候ですね。

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旧手宮線の線路跡。今は廃線になっていますが、北海道で初めての鉄道だそうです。
ノスタルジーを感じますね。

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以前ここに来たのは真冬で、あの時は雪で道も真っ白、つららがビッシリでしたが、さすがに初夏の景色は違います。
いつ来ても絵になるところですね。

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在りし日の繁栄を伝える倉庫は、ギャラリーや喫茶になっています。

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ぶらぶら歩いていたら、突如現れたオオカミ(の剥製)!
どうやら、アイヌ民芸品のお店のようです。

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なかなかいいお顔です。

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小樽と言えば北一ガラス、何号館だったか忘れましたが、レトロな建物を利用したガラスとカフェなどがある店内通路。
商品を運ぶのに使ったレールが残っています。

この後、アウトレットなども覗いてみましたが、特に素材になりそうなものは見つからず、散策しただけで札幌に戻りました。
駅のコインロッカーに入れておいた重いスーツケースを引きずりながら、琴似のホテルにチェックイン。
明日からのイベントに備えます。
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2013年05月16日

ジャネット!

5月14日、全国的に真夏日を記録したこの日、名古屋も30℃を越える今年一番の暑さになりました。
近くの会社での仕事が午前中で終わったので、ちょっと東山へ。

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いつも通る上池は、花菖蒲も咲き始め、

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鵜でしょうか?水鳥も遊ぶ初夏の風景です。

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そして、なかなか姿を見る事ができなかったマヌルネコのハニーちゃんの姿を、ようやく捉えました。
動きが速いから手動でピントを合わせるのが困難で、私の腕ではなかなか撮る事ができなかったのですが、奇跡的に撮れました!
いやはや、美猫さんです。

そして、北園に行ってみると…

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左側の部屋にはアオイさんと、

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右側の広い運動場にはジャネットが出ていました!
今までは狭い左側でのみ交代展示でしたが、スペースを隔てる檻の工事(二重にして接触できないようにする)が終わったようで、2頭同時に展示がされていました。

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という訳で、久しぶりにこの場所でジャネットの姿を拝むことができ、感動です。

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相変わらず美しいね!
お客さんからも「きれいな顔の狼だね」と言われていました。でしょ、何しろ東山一の美人ですから(人じゃないから美人ってのもおかしいけど)。昔好きだったキリリと美しい彼女の姿を再び見られて、嬉しくてしばらくへばりついていました。
新しい狼舎は日陰が殆どないので暑い日は見るのも大変。狼達も唯一の日陰である建物の影にかたまっていました。
それに比べるとアオイとジャネットが居る以前からの狼舎は木も多く日陰もあり、長居も辛くありません。狼にとってもこちらの方がずっと快適なのではと思います。

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表情もリラックスしてますね。

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水を入れ替えてきれいになった池にじゃばじゃば入っていきます。

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気持ちよさそうに水浴び。
これから暑くなってくると、水泳の得意なジャネットだから、スイスイ泳ぐ姿が見られそうです。

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運動場を走ったり水に入ったりした後、何度も遠吠えをしていました。
何を思って吠えているのか真意は分かりませんが、全体にかなり落ち着いてきたように思えます。
ジャネットに直接訊くことはできないので想像するしかないですが、今のジャネットにとっては、馴染み深い昔の家で、ストレスもなく暮らせるのが一番幸せかなという感じもします。
実際、新獣舎にいた時よりも肉付きも良くなって、耳も立って尻尾も水平になって、表情も堂々としてきて、昔のジャネットが戻って来たようです。

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この日見た限りでは、お隣のアオイさんとは特に仲が良いでも悪いでもなく、同居人という雰囲気でした。
この先、2頭が同じスペースで同居が出来るかどうか…相性の問題があるので園側も無理はさせないでしょうし、このままの状態で2頭を展示してくれればいいと思います。元気な可愛い狼たちに、いつでも会えるだけで嬉しいのですから。
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2013年05月10日

浜松動物園/テンちゃん編

今年はお天気に恵まれたゴールデンウィークの真っただ中に、渋滞に巻き込まれながらちょっと浜松へ行って来ました。
会いたい子は沢山いたのですが、まずはアムールトラのテンちゃん。
以前、このブログhttp://mysketchbookblog.sblo.jp/article/61064350.htmlでも紹介しました、人工哺育で育った雄のトラです。
母親のミーのお乳の出が良くなくて、人の手で育てられたアムールトラの子も、生後半年を過ぎ、「テン」という名前もついて、順調に育っています。

基本的に母親が運動場に出ている時は獣舎の中にいるテンちゃん。

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ゴロゴロしたり、ひっくり返ったり、体は大きくなったけれど、仕草はまだ子供っぽい。

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上目遣いもたまりません。

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この日はzoo友達のHさんと一緒にあちこち廻って、ホッキョクグマのおやつタイムを見てから、3たびトラ舎へ行ってみたら…
テンちゃんが外の運動場に出ていました!
実は、母親のミーが度々帰宅拒否をするそうなのです。
親子と言えどもまだ2頭一緒に展示ができないので、ミーが獣舎に入らないとテンは外に出られません。
そう聞いていたので、外で見られる確率は低いと思っていたから、見られて本当に嬉しい!
という訳で、撮りまくったテンちゃんの姿を色々と並べます。

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とにかくぴょこぴょこと活発に動き廻ること!

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丸太の上で何してるの?

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後ろ姿にも萌えます。

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生後6ヶ月半は、大人になりかけの段階。
この時期特有の、手足の太さと体とのアンバランスさが何とも言えません。
母のミーを凌ぐ大きさに成長するのは間違いないと思われます。

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午後4時、後ろ髪を引かれる思いで「またね」と挨拶しました。
元気に成長してくれて、本当に嬉しく思いました。

やむない事情で離されて育ったトラの子とその母親。
私達は、立派に育ったテンちゃんを見て勝手な感想を述べているだけですが、ここまで来れたのは動物園のスタッフの並々ならぬ努力があってのことです。
生後間もない猛獣の子供を育てるには、大変な努力と忍耐が必要だったはず。
あらためて、スタッフの皆様に感謝とお礼をしたいと思います。
願わくば、離れて過ごした親子が、対面して、お互いに認識をして、同居できるようになりますように。
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2013年04月27日

4.23東山/オオアリクイ編

東山の北園には、3頭のオオアリクイがいます。
個体の案内表示がないので分かりませんが、2頭が広いスペースで同居し、もう一頭が仕切られた別のスペースにいます。

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広いスペースにいる一頭はこちら。
あらためて見ると、オオアリクイって、まことに不思議な造形をしています。
神様のセンスは素晴らしい。

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こちらの子は、前足で朽ち木を掘っています。
後ろ足をきちんと揃えて立っていて、ちょっと笑える。

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大きく鋭い爪で一心に掘っています。
鉤針のようなすごい爪です。間近で見ると迫力ありますね。
野生のものは、こうしてアリの巣を破壊して、中にいるアリやシロアリを食べます。
この木も、中にアリか虫がいるのでしょうか。

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しばらくしたら、二頭並んで何かを探しています。
体の大きさが違うので、親子かも。

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長い顔と長い舌でペロペロ。

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ユサユサと揺れるハタキのような尻尾。
後ろ姿も、何とも不思議なアリクイさんでした。
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2013年04月24日

4.23東山/狼編

旧狼舎、この日はジャネットの日でした。

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最近は落ち着いてきたのか、肉もついてきて元気になったジャネット。
久しぶりにキリリとしたいい表情に会えました。

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何度も遠吠えをしていました。

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狼舎に着くと、おや、ヒカル君が大きな骨っこを銜えていました。
今まで東山でオオカミに食べ物を与えているのを見た事がないので、ちょっとびっくりしました。
肉ではなくて骨だから、中の骨髄をしゃぶるだけで、食事ではないんですねどね。

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ティトも骨を前足で挟んで夢中です。

そして…

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ジャック父さん復帰!
2月に尿道結石の手術をして療養中でしたが、遂に戻ってきました。
この日は家族と仕切られたスペースにいましたが、そのうちに合流させるものと思われます。
少し痩せたようにも見えますが、表情はいつもの通り。元気そうで良かった。

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この時期は換毛期で、どの子も抜けつつある冬毛でボロボロ(苦笑)
ヒカル君も毛がぼさぼさですが、かわいいよ。
ではまたね。
posted by MIKA at 23:54| Comment(3) | 日記

4.23東山/ずんぐりむっくり編

またまた久しぶりの更新になってしまいました。
昨日の東山は、平日なのに遠足や写生に訪れている小学生で賑わっていました。
相変わらず仔象は人気で、この日も外に出てくる時間帯に合わせて沢山のお客さんが集まっていました。

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扉の向こうから親子が登場すると歓声が上がります。
公開当初はギャラリーの多さにびっくりして出てこなかった仔象も、今ではすっかり慣れたようです。

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仔象は足腰もしっかりしてきて、軽快に走り回っています。
意外に動きが素早く、速く走るので、お客さん達も驚いています。

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母のアヌラはちゃんと子供の動きを見ていて、時々鼻で牽制します。
ゾウの鼻は人の手と同じくらい器用に動かせるので、鼻の動きを見ていると、何を考えているのかわかるような気がします。

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好奇心旺盛な仔象ちゃん。運動場と堀との境目に足をかけて「出られないかなあ?」と考えているのでしょうか。
ほんとうに、何をしていても可愛くて飽きません。

ゾウを見終わってウォンバットの所に行ってみたら…
土管の中で寝ていました!

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オーストラリアに住む有袋類のウォンバットはコアラの近縁種で夜行性なので、昼間は殆ど寝ています。
したがって、動いている所はもちろん、お休みするのも穴の中で寝ている事が多いので、なかなか見る事が難しい動物です。
この子はコモンウォンバットのウォレスという男の子で、東山に居る唯一のウォンバットです。
いや、それにしても可愛い。

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穴を掘るための長い爪のついた前足を揃えて寝ています。

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実にシアワセそうなお顔。

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寝ているだけなのに、何故か釘付けになってしまいます。

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あ、動いた、と思ったら体勢を変えてまた寝る。ひたすら寝るウォレス君でした。

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食肉小獣舎にいるマヌルのハニーちゃん。
先月、埼玉こども動物園から来たばかりのマヌルネコの女の子です。
ここは檻が手強く、ハニーちゃんも動くので、ピンボケでこんな写真しか撮れませんでしたが、その可愛さは伝わると思います。

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障害物が多すぎて心霊写真みたいになっちゃいましたが、本当に美少女ネコさんなので、是非リベンジしたいです。
posted by MIKA at 15:05| Comment(7) | 日記

2013年03月25日

平川の熊さん達

思い出多い平川動物園のレポも最後になります。

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ここは、世界の熊ゾーンにあるホッキョクグマ舎です。
よく見ると、つらら?

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南国鹿児島で、しかもこの季節につららなんてあるはずがありませんので、作り物ですがリアルです。
ホッキョクグマ舎では、北極の氷棚を模した白い棚状になっているものはよくありますが、ここのはちょっと違って、残雪みたいになっている所も面白いなと思いました。

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しばらくするとメスの子がクマさん座り。か、かわいい…
ホッキョクグマがこういう座り方をするのを初めて見ました。
この格好が楽なのか、しばらく動きませんでした。

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一方のオスの子は活発に動き廻っていました。メスの子を誘ってごろごろしたり

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ストレッチしたり

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携帯電話をかけたり(違)

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二頭で楽しそうに遊んでいました。仲のよさそうな様子を見ているとこちらも楽しくなります。

そして、こちらはお隣にいたヒマラヤグマさん…

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またしてもクマさん座り。
足を投げ出しています。疲れた人間(のオジさん)のようなポーズで親しみが湧きます。

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四つ足で立っていると普通のクマさんなんですけどね。

この後、ぶらぶらしていたら、ビントロングの説明をして下さったキーパーさんに声をかけられて、ゾウの餌やりを体験させて頂きました。ここはゾウがいる運動場を囲むように屋根と壁付きの見学用の通路があって、壁に小さな穴があいています。

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その穴から細く切ったパンを差しこむと

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向こう側にゾウがいて、長い鼻でパンを吸い込むようになっています。
ダ◯ソン並みのすごい吸引力で(笑)あっという間に吸い込まれていきました。
餌を持っていると、壁の向こうからゾウの「ゴー」というすごい鼻息が。
初めて間近で聞きましたが、想像以上の吸引力を体験出来て、とても面白かったです。

平川動物園はたった一日の滞在でしたが、楽しい出会いが沢山ありました。
本当に、はるばる訪問して良かったです。

2日間の九州の旅では、ここに書いた事以外にも、楽しい出来事が一杯ありました。
現地でお世話になった方々と、出迎えてくれた動物達に感謝します。
皆さん、本当にありがとうございました。

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最後はイケ狼カールのベストショットで。
posted by MIKA at 15:12| Comment(3) | 日記

2013年03月23日

ちょっと不思議な動物達

さて、平川動物園で出会った子達のレポの続きです。
ここでは珍しいホワイトタイガーを飼育しています。
あまり予備知識なしで訪れたので、初めて見た時はびっくりしました。

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本当に白い!そして、目が青い!
ホワイトタイガーはベンガルトラの白変種で、突然変異によって体毛が白くなったものです。ここでは親子4頭を飼育しています。
その神秘的な姿から、インドや中国では伝説の動物や神の使いと言われ、神聖視されてきました。
…が。

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この体型…普通の虎に比べて何と言うか、巨大というか肥満?
この子は2011年に生まれた若い子ですが、この堂々とした体格。
うーん、申し訳ないけれどこの体型では「神聖な虎」のイメージがどうにも湧きません…

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別の場所に居た両親2頭もこの体格。
ホワイトタイガーというのはこういう体型のものなのか、ここの子達がたまたま巨大なのか、残念ながら分かりません。

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因にこちらは普通のベンガルトラ。これくらいがスタンダードなので、やっぱり違いすぎ。

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疑問を感じながら歩いていたら、お隣はクロヒョウさんが。
クロヒョウは正確には豹の黒変種で、よく見ると体は真っ黒ではなく、ヒョウ柄があります。本来なら黄色い毛の部分が突然変異で黒くなった、ホワイトタイガーと逆のパターンです。

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足湯のそばに孔雀達が沢山。
それも、真っ白な孔雀が!
その名もシロクジャク、インドクジャクの白変種です。
「突然変異で白色化したインドクジャクを観賞用に飼いならしたものです」とありました。
ホワイトタイガーやらクロヒョウやらシロクジャクやら、ここにはどうして変わった色の動物が多いのか…いや、なかなか貴重なものです。

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1周して戻って来たら、シロクジャクさんが羽根を広げていました!
わー、これはすごい。ゆっくり一周してその姿を裏から表まで見せてくれました。

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思わず、ジュディ・オングを連想したり(古っ!)…もしくはタカラヅカかリオのカーニバルか。とにかく美しいです。

白変種や黒変種はすべて突然変異で生まれるものですが、不思議なものですね。
たまたま変わった色をした個体が生まれ、それらをかけ合わせて子供を生ませて増やす。

そもそも進化というのも突然変異から起こっていて、遺伝子が何らかの原因で変化して親とは違う特徴を持った子供が生まれ、たまたま環境に適応した生物のみが生き延びて子孫を残し進化していきました。
生物の世界は本当に奥が深いですね。
posted by MIKA at 23:23| Comment(8) | 日記

2013年03月22日

平川動物園/ビントロング編

引き続き平川動物公園のレポです。
朝からの暴風雨ために、歩きながら園内マップを見るのも困難で、ビントロングの居る場所が分からず、探しまわってしまいました。案内パンフには主要な動物のみの記載で、ビントロング舎は省略されていたので…(涙)が、うろうろしてようやく発見!

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可愛い!昨年生まれた子供のようです。雨が凄すぎて、上の方で固まっていました。

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下の方にお母さんのチャコさんと思われる塊がありました。
雨がひどくて動きがないので観察を中断し、近くの足湯で休憩することにしました。動物園の中にこんな立派な足湯があるなんて初めてで、ちょっと嬉しくなりました(写真撮り忘れました)。

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30分ほどして小雨になってきたので再び覗いてみたら、2頭が活発に動いていました。よじ上ったり綱渡りしたり、こういう動きはビントロングにはお手のものです。

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目が合いました!

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枝をカジカジ。

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ティガ君。

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去年6月に生まれたオスのティガ(右)と、メスのティナ(左)。
ひとしきり動いたら眠ってしまったので、ひとまず他のエリアへ移動。

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しばらくして戻ってみたら、再び目が合って見つめられて、キュン死!
その後、奥へ引っ込んでしまいましたがしつこく獣舎前に張り付いていたら、キーパーさんがやって来て、餌入れを降ったりしてティガ君を呼んで下さいました。ティガは、以前はもう一頭のオスの兄弟とよく遊んでいましたが、その子が別の園に移動してから寂しさのせいか、あまり動かなくなったと仰っていました。

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キーパーさんを見る。

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縦にしても画面に収まらない、ビントロングはやっぱり長い!

福岡のトロン、平川のティガとティナとチャコなど、2日間でビントロングの大人も子供も、しっかり堪能できました!
posted by MIKA at 14:09| Comment(2) | 日記